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低血圧の種類と改善方法。低血圧は体質です。体質を変えるのは、なかなかむずかしく時間もかかりますが、ちょっとした心がけで つらい症状を改善することができます。
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起立性低血圧ということばをよく耳にすると思います。

急に立ち上がったときや、急に起き上がったときなどは、

健康な人であっても血圧が急に低下して、立ちくらみ

症状を起こすということことがあります。 しかし、 日常の

動作の中で、そのような症状がたびたび起こるような場合は、

起立性低血圧として治療の対象となります。

よく急に立ち上がったときにクラクラとめまいを起こすような症状が

ありますが、このようないわゆる「貧血を起こす」というときの貧血は、

脳貧血といって、実は 起立性低血圧の症状のひとつなのです。
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低血圧には とくに原因のない本態性のものと

原因となる病気がある症候性のものとがあります。

低血圧の原因となる病気には、以下のようなものがあります。

症候性起立性低血圧 の原因となる病気の一部も含みます。


◇ 心臓の血管の病気 

心筋梗塞、心タンポナーデ、肥大型閉塞性心筋症、

不整脈、大動脈弁狭窄症など


◇ 肺の病気

肺塞栓、肺性心など


◇ ホルモンの病気

甲状腺機能低下症、アジソン病など


◇その他

ガンなどの病気に伴う 低栄養状態、寝たきり状態など


このような低血圧の場合は、 原因になっている病気を

治療して回復することで、 血圧も元に戻ります。
低血圧めまいは、なぜ 起こるのでしょう?

人が立ち上がると、血液は脚のほうに集まるため、

一瞬、血圧が下がります。 

ふつうの人の場合、交感神経がそれを察知して 

すぐに脚の静脈を収縮させます。 

すると、血液は心臓に戻ってきて 心拍数が

元どおりになり、 血圧も安定します。


ところが、起立性低血圧の人は交感神経が反応しにくく、

脚に血液がたまっても 脚の静脈を収縮させません。

そうすると 心臓に血液が戻らないため、心拍出量が

減って 血圧が下がってしまいます。

また、脳へ行く血液の量も減るので 脳貧血になり

めまいや立ちくらみを起こしたり、気を失ったりするのです。

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